スケートと浪速のエンターテイナーとスケート

大好きなフィギュアスケートとその競技界で奮闘する友野一希選手について語ります

24歳のお誕生日によせて(大・大遅刻

おことわり※今回はいつもに増してただの1ファンのクソ熱お気持ち文です


 


今年のお誕生日はなんだか例年になく特別感があった。


わたくしはTwitterが主な生息地なのでそこでの認識になるが、誕生祭タグを見かけるようになったのはミラノ後あたりからかなと記憶している。

でも、自分はそこに乗っかれるアカウントじゃないと変に引いてしまっていて。ご本人はじめ他の同担の方からの認知や、それだけじゃなく以前からやり取りある方に引かれるのが不安で尻込みしていたというか。

自意識の角質化、知ったことかいって話なんですけども。めちゃめちゃ気にしてしまって。

(気合い入れて始めたこのログでさえ出せなかったりすぐ引っ込めたりする始末なのでお察し笑)


でも今年は(わたしのTLはいろんな方がいるのでこれでも控えめにしつつ)ようやく最初から素直に自分もその波に乗せてもらった。

楽しかった

まあ考えたら今までだって地味にいにしえのTL内でセルフ祭りはしてましたけども今年はなんかまた派手にうかれとるなという感じでしょうか

生温かい目で流してくれた方々ありがとうございます

 

いや、その頑固で偏屈な気持ちに変化が現れたのは、なんだろう

元々は、節目となりがちな五輪シーズンを後悔なく過ごすぞ!ってアイドリングからの勢いもあるけれど、その特別なシーズンが進むうちに、ご本人友野くんが自身の言葉をたくさん発信してくれる機会が増え、それにともなってか五輪前だからか、以前よりも丁寧に当人自身を掘り下げてくれる記事も少しずつ出てきて。

なかでもNow Voiceが始まったこと、友野くん自身がマイペースに自分の好きなことを躊躇いなく発信し始めてくれたことはとても大きいように思う。


non-noの趣味語りや、Now VoiceでのPIW愛語りは正直笑っちゃうほどすごかった。

表現する人ならではなのかも知れないけれど、もっと額面通りに必要とされる事を感じとってそつなく話すタイプかなと思っていたので。

それが、ひとたび開放されるとこの人こんなに好きなことに真摯で、自分がどうであるかにここまで堂々としていられるんだなと。

かといって調子に乗り過ぎたり足元見失ったりはしないのか…(大好きなPIWにどうみても異例の直前追加されたり超レジェンドの代役にチームと絡んで大活躍したことの詳細にもみずから一切触れないんだな…)


ご自身では、楽しいとつい調子に乗ってやらかすタイプだというけれど、その自覚がバランスとれてるし別に多少は構わないのではとさえ思ったり(何様)。自己をよく知り、全体をよくみて、しかしその上での、何といわれようと揺るがない自信みたいなのに裏打ちされてるのかな、などと解釈致しておる。主観ですけども。どうでしょうね。


それに比べて己はなんだろいい大人がなにグジグジしてんだ、と喝入れられた気持ち?さえあるんや正直(他人きっかけにすなw



で、その真っ直ぐな言葉のなかには、折に触れ、まあ見てるよねとは察せつつ、ファンの盛り上がりだったり時にざわつきだったり、よくもわるくもそういうものを細かに感じとってる気配はあり。まあSNS社会を生きる名の知られた人は多かれ少なかれそうですよね

しかしあくまで普段の明るさで、誰も何事をも否定をしないかたちでさりげなく今を伝えてくれる。ボクハココニイルヨ。

軽快なのに優しくて、繊細そうだし実際繊細なんだろうけれどしかしスッと軸のしっかりした強い発信。友野くんのスケートやジャンプみたいだな



かえすがえすも。本当に素敵なアスリートであり人物を、好きになったなぁと思う。見る目ある(自画自賛



いわゆるジュニア後期の「マジカルチェンジ」以前に無性に気になって、演技にリンクでの様子に取材の言動にずるずると惹かれて、気付いたら必死に動向を追っていたそんな自分に変な罪悪感すら抱きコソコソしてたくせに、知名度が上がるにつれては他者との解釈違いにやたら拗らせたりもして。かといって自分にはアピールしたり堂々とプレゼンテーションする力が無いのもわかってて、うっとおしいほどもにょもにょしていたおのれ自分。いちばんうざいやつ。ああめんどくせえ。


その間にご本人は想像を超えた成長を遂げて、逆にこちらにそんなことよりもっと大切なことをどんどんと教えてくれるようになった。




恥ずかしながら彼よりもはるかに長く生きてきてるけれど、ほんと尊敬する。



僕は諦めたことがない、だなんて、なかなかカッコもつけず言えるようなことじゃないよなと思う。

同時に才能に恵まれた若い後進を寸分ためらいもなくリスペクトしてみせるところも。

いや根っこの本音など知りようもないしそれが心構えかも知れないけれど、友野くんが現実そう言うんだからそうなんだわ、と受け取れる。

虚勢とかじゃなく話してるなかでさらっと出てくるんでしょうどうせそうでしょうと察しつく。

だからこちらも彼のファンであり、フィギュアスケートのファンでいられる。大袈裟かも知れないけど、これは特推しがいる立場としては大きなこと。別にどちらでもいいんだけど、私個人は競技スケートを愛するファンでありたいので… 特推しがいることで揺らぐようになりたくはない思いがあり。



話が逸れた


その御本尊、苦労を悲壮にせず、冗談ぽくマジカルチェンジとかいうけど実際は本当に壮絶な努力してきてるんじゃ

大人のアスリートとして日々磨き上げてる姿を応援していたいから、私は「トモノクンガンバッタネ😭」とは(思ってても)あんま言いたくないタイプのファンですが、かわいいだのなんだの言われがちな面差しにこれまでの生き様しっかり刻まれてるんだよとは感じてる意識的にあざとさ出してるとき以外は精悍な色気にしかみえないんだわ私には(あくまで個人の意見です)(チョット力入った)(自重)

それもようやく光に届くかと思ったら突き放されるような状況も次々と受け止めてきて今がある。悔しい局面を卑屈になることも、過剰にメラメラさせることもなく


そりゃできたら楽しい姿だけみたいけれども、あらゆる経験を自身の栄養にかえられる人なんだなと感じるので、そしてどんどんスキルアップして表現の幅も広がっていく人だなと感じてるので… なにも無駄なことはないんだなと気付かされる。



そのような友野くんですから


先走った一部スケオタがふざけて無神経な盛り上がりをしたり、仕事の幅が増えてきてちょっと違うぞということがあっても、まずどんな仕事や関係性にもただの受け身でなく責任ある足跡をのこし、どの立場の誰も傷つけず、ただ正直さ、誠実さだけをもって自身の気持ちは示す振る舞いをしてのけるんだなって。そしてファンには、自分たちはこのままで大丈夫、との安心をくれる。意識してるわけじゃないかもですが。事実そうなんですわ。申し訳なさある… 

しかしこれ当たり前のように見せてるけど大したもんだと思ってる。

それもね、けっして無理してるようには感じさせずに。

少なくともヘタレのくせに自尊心だけクソ強い自分にはいちばん出来ないことなので。

このしなやかさ本当すごい尊敬しかない



とまあ、ここまで言いたいこと言っておいてなんですが、あくまで彼はアスリートである。心得てます。フィギュアスケーター、それも世界で戦う現役の競技者で、そこを応援し、プログラムを演じるさまを好み、良いパフォーマンスを祈る。

それが第一だと思っています。違いない。


ついでにいえば、フィギュアスケーター自身、みんな違ってみんないいと思うし、応援する側全般、どんなタイプが、誰が好きかもそれ自体は人それぞれ。何が正解も至高も無い、です。広義ですが。ここは特定アスリートのオタクのあつくるしい部屋ですけど弁えておることは、念の為あらためて申し上げておきます。

 


…ただ、事実、私にとっては、友野一希というアスリートでありパフォーマーの、見せてくれるすべてがもう世界で一等です。

なので彼が愛するもの、また彼を愛するものをひっくるめて大切にしたい。

そしてそういう自分になるだけ誠実に(大切にしたいばかりに曲げられないことや時に勝手に燃えることもある我が気性を含め)生きたい、と思っています───




──さて

当ログはそのような御本尊の勢いに追い付けず、まだ昨季を振り返れてもないのに。もう来季のプログラムの片鱗がチラついている。のかな?ですよね師匠?例のはちょっとしたお遊び、ってならそれもヨシですけども。


それにしてもだ。

スケート人生、スケート愛、ミラノからの4年をまとめあげたような情感こもったプログラムの完成で世界歴代6位のスコアを残したシネパラとは、なにやらもしやもうまったく別ベクトルの新プロに挑もうとしてませんか!?またこちらの心臓鍛えにくる気?!どうなん!!!笑



でも、そういうところも含めて、たまらなく好きなんだよ!

仕方がない!!!

いろんな景色をみせてくれる友野くんとそれを支えるあらゆることに感謝ですよ!

(なぜ最後にこうもヤケクソになるのか笑)

 


 


お誕生日おめでとうございます🎂


24歳の日々がより自由に輝いて、色とりどりな宝の粒で人生が彩られますように


これから始まるシーズンもまた変わらず応援させてもらえることを、このうえなく嬉しく思っています

どうか御健康で。